(メルマガ)テレビ会議に注意

  • レポート
  • 2020.06.15

 

前回はテレワークについて若干ネガティブ
に書きましたが、今回はそこでも使うテレ
ビ会議について。

WEB会議ともいいますが、これ自体はとても
便利です。間違いありません。

先日は、年1回の決算の時ですらなかなか
お会いできない、エストニア在住の社長と
テレビ会議をさせていただきました。

都内のお客様とやっているのと変わらない
感覚で、距離はまったく気になりません。
(実はエストニアの正確な場所もはっきり
分かっていないのですが、たぶんかなり遠
いはず。)

つまり、とても便利。

今回は、だけど注意して使いましょう!
ということをエピソードとともにお知らせ
します。

以前、テレビ会議形式でやった面接の録画
映像を見ることがあると書きましたね。
https://www.ascinc.co.jp/report/1481/

先日もそのようにして見ておりました。

なるほどなるほど。
面接官をやっているメンバーがうなずいて
います。

応募者の方も、若干緊張気味ながら一生懸
命お答えいただき、いつもの面接の様子で
した。

質問・回答のやり取り、その際の態度や表
情も分かりますから、それを通して私なり
にその方の人物像を理解できます。

別のことをしながら見ることもできるので、
やはり便利だな、などと見ていたわけです。

何十分か経って終盤となりました。
「質問はありますか」
「いえ、大丈夫です」

「では、ありがとうございました」
お互いにお辞儀をしています。

通常はここで終わる場面。

おや。
でもあと1分以上映像が残っています。

なんだろう、とそのまま再生を続けてい
ると、録画がそのまま続いていました。

面接者も応募者も、たまたま両者ともに切
断作業を忘れたようです。

続く映像では・・・

応募者の方が、終わったばかりの面接の感
想を一言つぶやいたかと思うと、暑かった
のかすぐに上着を脱ぎだし、上半身裸にな
って部屋を歩き回っている様子が映ってい
ました。

男性だったので問題は少ないのでしょうが
、私が何かいけないものをのぞき見してい
るような罪悪感を感じたとき、「おやっ」
という顔をした画面の中の裸の男性がポチ
っと押して終了。

収録された動画は、URLが面接担当者から送
られてくるだけなので(=誰かが編集や映
像チェックをするわけではないので)、最
後の1分ちょっとの存在は私が初めて知っ
たということになります。

テレビ会議って便利だけど恐い。

そう思った次第です。
開始の際は慎重に対応しますが、終了の際
は油断しがち。

昔、学校の先生に言われたような表現で言
うなら「切断作業までがテレビ会議です!」

皆さんも、特に在宅の場合には部屋の中に
カメラを入れているわけですから、本当に
注意した方が良いと思います。

今日は、誰にも起こりそうな、まるで作り
話のような恐いエピソードをお伝えしまし
た。

■まとめ
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切断作業までがテレビ会議

■編集後記
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ステイホームだから、というわけではない
のですが、YouTubeで古今亭志ん朝の落語「
芝浜」を見ました。
https://www.youtube.com/watch?v=Su-zPNeZSns

事務所(JR田町駅)近くの今の本芝公園
あたりが舞台
https://www.city.minato.tokyo.jp/kouhou/kuse/koho/konjaku/konjaku01.html

あらすじは知っていましたが、やはり一流
の芸は違いますね。
感動するのですから。
(だって、よく考えてみたらおじさんが一
人でしゃべっているだけですよ。)

最近開業した隣の高輪ゲートウェイ駅。
決まる前は「芝浜」も候補だったそうです。

候補から外れたとき、SNSでは「夢にな
っちゃったね。芝浜だけに。」とあったと
のこと。

さらっとこんなコメントのできる人は粋な
感じがして格好良いと思いました。

 

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