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「名前は重要ですよ」

１０年以上も前の話ですが、以前所属していた会社の社長が何度も言っていました。

そこは東証一部に上場していて結構大きかったのですが、叩き上げの社長の独裁体制が敷かれていました。

実績を出さないと簡単に首を切られます。
（上場企業ですから、単なる首切りではなく、人事部所属になって次の職探しが行われました）

私は経営企画部だったので、職位の割には社長の近くであれこれやる立場でした。
予算会議や全社経営会議の主催は経営企画部で、司会運営はそこの課長ということになっていましたから、そんな席にもいるわけです。

そうした会議では、役員以下ピリピリしながらご指導とお言葉をいただくのですが、そこで印象に残ったのが上記の言葉です。

商品はもちろん、何かの企画、役職や組織、そうしたものに安易に名前をつけてはいけない。
たびたび指摘されます。

名は体を表す。
名前と中身は一体となるものだから、というのが理由のようでした。

たとえば、「社長」の仕事をしてほしい人に「顧問」という肩書きを与えたら、確実に顧問になります。

当たり前ですよね。
自身はもちろん、周りもそう扱いますから。

組織も同じです。
既存顧客に日々の販売をすべき組織に「事業開発部」などと付けると違う方向に進んでしまいます。

商品も同じようで、聞いてイメージするものと実体がずれている名前をつけたら売れないそうです。

そのような統計があるかは知りません。
少なくとも社長ご自身は自分が商品を担いで売ってきた頃からの経験からか、そのようなことをおっしゃっていました。

皆さんもなんとなく実感できるのではないでしょうか。

ビジネスや日常の現場での参考にしていただければと思います。

***********************　まとめ　*****************************

名前は重要

***********************　あとがき　***************************

あとがき

先日事務所を移転しました。

お客様からもきれいなお花をたくさんいただきました。
ありがとうございます！！

きれいで広くなり、その意味では大満足なのですが、引越すだけで結構なオカネがかかりました。
今後の毎月のコストもアップしますので、少々気を引き締めているところです。

がんばります！