第101回 トウカツ
- レポート
- 2013.11.29
先日お客様に税務署の税務調査がありました。
相手はめったに現場に出てこない統括国税調査官(通称トウカツ)。
通常は事務官や国税調査官、せいぜい上席国税調査官(通称ジョウセキ)が現場に来て、その結果を持ち帰ってトウカツにお伺いを立てて、2日目はそれを中心に、、、と進めていきます。
しかし、たまにトウカツが直接現場に来ることがあります。
これはグッドニュースかバッドニュースか?
私見ですが、間違いなくグッドニュースです。
なぜなら話が早い。
ジョウセキまでだと、署に帰ってトウカツに「○○は調べたのか?」と聞かれても良いように網羅的にチェックしていきます。
一方、トウカツは自分が決裁権を持っていますから、そのような申し開きが必要ありません。
ざっと見て問題ありそうなところにフォーカスし、ここの修正でいかが?
という話になりやすい。
実際今回も2日間の予定が初日の3時半に終了しました。
それも宿題なし。
調査を受けた社長も「うーん。気持ちの良い調査官だった。次回も是非あの人が良い。」と、わけの分からない状態になったくらいです。
前回別のお客様でトウカツが来た時も初日で終了。
また、それとは別のケースでも、初日に事務官が来て、次の日トウカツが来たと思ったら初日とは無関係なところにスパッと切り込んで話をまとめて午前中で帰っていきました。
トウカツ=偉い人=ヤダ
と思うのでなく、来られたら歓迎すると良いと思います。
良好に話が進んでさらに調査が早く終わるかもしれません。
*************************** まとめ ********************************
トウカツの税務調査は歓迎しよう。
***************************あとがき**********************************
先日お客様から「誕生日納車2時間後廃車事件」の話を伺いました。
その方は、トヨタのお店であえて誕生日に指定したクラウンハイブリッドの納車を受け、全店員の拍手を背に、いただいた花束を助手席に置いて発進。
しかしその2時間後、玉突き事故の真ん中に挟まれて廃車に。
呆然としたり、ぶつけた奴に頭にきたり、となってしまったが、家でお嬢さん(学生)から「体が無事だったから良かったじゃない」と一言。
「むむぅ。良いこと言うなぁ。たしかにその通りだ。」と気を取り直したとのこと。
こんなこともあるんですね。
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