第115回 一般社団法人
- レポート
- 2015.01.31
新しいHPを作りました。
http://1p-sh.com/
これからブログなどを充実していきますが、それもこれも最近は一般社団法人に関するお問い合わせが多くなってきたため。
ここでは、一般社団法人を
for Business(ビジネスに)
for Public(公益・共益に)
for Tax Planning(節税対策に)
という軸で紹介することにしました。
一般社団法人は、響きが公共団体のようだという単純な特徴はあるのですが、本質的な特徴は「持分がない」という点です。
株式会社には、「株主」という持ち主がいます。
合同会社にも、「社員」という持ち主がいます。
しかし、一般社団法人にはそのような人がいないのです。
これによりたとえば、一般社団法人を支配する人が亡くなった。
一般社団法人には財産がある。
この場合も相続税がかかりません。
なぜなら、その亡くなった人は一般社団法人を支配していたかもしれませんが、持っていたわけではないからです。
これが株式会社であれば、株式という持分を相続する。
株式は会社の財産に応じて評価して相続税の対象となる。
という流れになりますから大きな違いです。
この「誰のものでもない」状態は最近設立される医療法人も同様なのですが、医療法人は簡単には作れません。
しかし、一般社団法人は10万円ちょっとで誰でも何個でも作れますから、これは器としておもしろい、と目をつける人が出てくるわけです。
もちろん、持っている財産をそのまま一般社団法人に移して贈与税や相続税を回避するようなことはできません。
そんなことができる制度は、さすがに作られるはずもなく、この場合、法人を個人とみなして贈与税がかかります。
むしろ、長期的に収益を生むような案件や物件を持たせると面白い、ということになります。
このほか、ビジネス上、公益・共益上のメリットもご紹介しておりますので、ご参考ください。
*********************** まとめ *****************************
一般社団法人の本質的な特徴は持分がないこと。
ここに着目して使い道を考えている人が増えている。
*********************** あとがき ***************************
前回ブログで「思う」ことの重要性を書きました。
他の人の話や本でも、思うことと結果は連動するようです。
なので、こんなことを考えているとどうでも良いことも気になります。
「お前バスロマンなめているのか」と親父さん(渡辺哲)。
誰がどう入れても同じだと思う兄ちゃん(生田斗真)。
結論はそうなっているが、
親父さんの入れた風呂と、兄ちゃんが入れた風呂は同じではないのではないか?
親父さんの風呂の方が良い風呂なのではないか?
物質としてのバスロマンは同じでも、大事に思う気持ちがお風呂の環境整備にも反映されるのではないか?
等々。
うーん。
どうでも良いことですね。