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～成功の研究～

知って得する起業とビジネスのヒント

―――――――――――――――――第３号

多様なビジネスの現場に深くかかわる公認会
計士・税理士の立場で、見たこと・得た知識
・感じたことを、特に起業を志す人やスモー
ルビジネスの経営者の成功につながるよう、
楽しく・分かりやすくお届けします。

なお、筆者執筆中の（株）ＡＳＣ・中村会計
のＨＰのＡＳＣレポート
（https://www.ascinc.co.jp/report/）との
関係は次の通りです。
１）月末：ASCレポートの一部要約版を配信
２）月中：メルマガのオリジナルを配信
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目次
■今回のテーマ：成功の定義
■まとめ
■編集後記
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■成功の定義
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成功の定義は難しいものです。
しかし、１つの定義として「死ぬ直前に後悔
しないこと」があるのではないかと思います。

今回、『死ぬときに後悔すること２５』とい
う本を読みました。

これは、多くの死を看取る立場にある医師が、
人はどのような後悔を抱えて死ぬことが多い
かを、実体験に基づいて書いたものです。

その中に、健康を大切にしなかったこと等と
あわせて、「生前の意思を示さなかったこと」
というのがありました。

自分が死んだら後はこうしてくれ、とちゃん
と伝えていないことは死ぬ直前に後悔するも
のなのだそうです。

なぜなら、死期が近づくと、起きていること
も難しく、そのような状態で死後のことを明
確に決めて伝えるようなことはできないから
とのこと。

ＴＶなどで見る、か細い声ながらもあれこれ
指示し、「ありがとうね」などと言いながら
目を閉じた直後に心電図がピーとなって死ぬ、
というようなことはないのだそうです。

実際、何も決めない生きっ放し（逝きっ放し
）は、一見格好良いのですが、親族に要らぬ
争いを引き起こします。

私は会計事務所を経営していますので相続税
の申告のお手伝いをすることも少なくないの
ですが、親が何も決めないで亡くなった場合
は争いになることが多いです。

事務所で兄弟げんかが起こったこともありま
した。

財産はあってもなくてももめます。
なければないで、あいつがもらったからない
のでは？隠しているのでは？という話になり
かねません。
また、兄弟姉妹に配偶者がいると、もらえる
ものはもらっておけ、という話になってきま
す。

その他同書では、やりたいことをしなかった
ことも後悔の原因の１つとしていました。
（これは容易に想像がつく原因ですが）
いずれやりたいな、と思ったことはすぐに着
手しておくことも重要なのだそうです。

これらを参考に、いつ死んでも後悔しない生
き方をしたいものです。

■まとめ
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成功＝後悔しない死を迎えること、と定義し
てみる。
それに役立つことにすぐに着手する。

■編集後記
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今回読んだ本はお客様からお勧めいただいた
のですが、なんと、部下が既に持っていて貸
してくれました。

部下から本を借りられるようになったことは、
事務所としても成長した証のような気がして、
少し嬉しく思いました。
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