(メルマガ)シンプル

  • レポート
  • 2011.10.15

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~成功の研究~
知って得する起業とビジネスのヒント

────────────────第55号

多様なビジネスの現場に深くかかわる公認
会計士・税理士の立場で、見たこと・得た
知識・感じたことを、特に起業を志す人や
スモールビジネスの経営者の成功につなが
るよう、楽しく・分かりやすくお届けしま
す。

なお、筆者執筆中の(株)ASC・中村会
計のHPのASCレポート
(http://www.asc-report.jp/)との関係
は次の通りです。
1)月末:ASCレポートの一部要約版
2)月中:メルマガのオリジナル
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目次
■今回のテーマ:シンプル
■まとめ
■編集後記
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■シンプル
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会計事務所の立場から会社経営やその会計
税務を見ていると、何かを実現するために
採用する手法は、目的にダイレクトに応え
るシンプルな手法であることが望ましいと
感じます。

なんとなく格好良く見えたり、高度に見え
る複雑な手法というものがありますが、外
部受けや自己満足のためにそうしたものは
極力採用しない方が良いということです。

たとえば、「当社は、A社と株式移転で持
株会社を設立して同社の完全子会社となり
ます」なんて言えば格好良いですが、本当
にそれが必要なのか。

もちろん、これが最適なケースはあります
が、場合によってはもっと簡単な手法はい
くつもあります。

複雑な手法を取れば当然コストもかかりま
す。
また、重要なことに後で気づくリスク、そ
の時点で行政等の取扱が曖昧だったものが
後で不利な方向で確定するようなリスクも
高まってきます。
さらには、大掛かりな手段ほど、軌道修正
がしにくいという課題もあります。

その上、過去を振り返って、なぜあえてこ
のような手法をとったのか、と問われたと
きに答えにいという問題もあります。

まさか「格好良いから」とは言えないので
無理に変な理由を付けると、不自然さや違
和感を与えてしまって、将来の資金調達等
に支障が生じるという弊害も出てくるわけ
です。

複雑な手法が好きな人・会社さんは確かに
あるのですが、コスト・リスクも考慮に入
れればやはりシンプルな手段を求めること
が良いでしょう。

■まとめ
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Simple is best!

■編集後記
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今年のはじめ、昭和の有名な経済事件を手
がけた弁護士さんの相続事案を担当させて
いただいたのですが、このたびご遺族から
、生前書かれた文章を冊子にしたので、、
、と御本をいただきました。

拝読したところ、何歳になっても常に研究
を怠らなかったご様子が伺え、依頼人の期
待に応えていくという点では似たような商
売にありながら、そのための努力を徹底で
きていない自分を戒める良い機会となりま
した。

しっかりと自己研鑽に努めます!
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メールマガジン「成功の研究」

☆発行責任者:中村健一郎
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