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～成功の研究～
知って得する起業とビジネスのヒント

────────────────第77号

多様なビジネスの現場に深くかかわる公認
会計士・税理士の立場で、見たこと・得た
知識・感じたことを、特に起業を志す人や
スモールビジネスの経営者の成功につなが
るよう、楽しく・分かりやすくお届けしま
す。

なお、筆者執筆中の（株）ＡＳＣ・中村会
計のＨＰのＡＳＣレポート
（http://www.asc-report.jp/）との関係
は次の通りです。
１）月末：ASCレポートの一部要約版
２）月中：メルマガのオリジナル
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目次
■今回のテーマ：潜在意識
■まとめ
■編集後記
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■潜在意識
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先日、起業して1年という方の話を伺う機
会がありました。
少々苦労しながらなんとかやっていらっし
ゃいます。

おっしゃるに
・今ががんばり時だと思っている。
・そんな気持ちの中、先日かなりボロのア
パートを見かけた。
・がんばらないとこんなところに住むこと
になりかねない。
・そこで携帯で写真を撮って、戒めとして
いる。
とのこと。

あれ？と思った方、いらっしゃると思いま
す。

表題の潜在意識を活用した成功法則という
のは山ほど本が出ていますが、それを読ん
でいればこの行動は成功にとって効果がな
いどころか逆効果ですよね。

単に道徳的ではないとか、前向きではない
、と言ったレベルの話ではありません。

そこでは、脳や潜在意識は「否定ができな
い」ということが常識になっています。
つまり、気にしているものを手に入れてし
まう。

たとえばボロいマンションの写真ばかり見
ていると、潜在意識がそれを手に入れるよ
うにこころがけてしまう。

脳がイメージしたものに、これはダメだよ
、と付け加えることができないからです。

したがって、こんなボロ家に住んじゃまず
いと思って写真に撮るべきは、そのボロ家
自体ではなく、自分が住みたいと思う家だ
ということです。

それも具体的なものが良い。
自分がこんなエリアのこんなマンションに
住みたいな、と思ったら、物件を特定して
実際に行ってみて、生活しているところを
想像してみる。

ここが良いな、と思ったら、いくらで貸し
出されているのか、売り出されているのか
を気にしてみる。

写真も撮って、その写真をたまに眺める。

そんなことをやっているうちに、自然と心
の奥から行動もそちらに向かっていくとい
うわけです。
（それを手に入れるにはどうしたら良いか
を寝てる時も含めて常に考え、行動するよ
うになるということ）

親しい間柄なので、どうやらこういうこと
になっているそうですよ、とはっきりお伝
えしました。

脳のしくみやら成功のしくみやらの本には
何度も出てくるのでご存知の方も多かった
と思いますが、ご参考まで。

■まとめ
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イメージすべきはほしいもの。
（ほしくないものをイメージしてはダメ）

■編集後記
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先日テレビのニュースで防災演習として、
暑い夜の街中を２人組で移動する自衛官を
追っていました。

震災で通信が途絶えた拠点間を徒歩でつな
ぐ想定とのこと。
猛暑の中大変なことだなと思いながら見て
いたら、到着した区役所で多くの住民が迎
えていました。

大きな声が聞こえたのでてっきり歓迎して
いるのかと思ったら様子が違っていて、自
衛隊は出て行けというようなことをわぁわ
ぁ言いながら行く手を阻んでいました。

たぶんその人達は、昨年東日本大震災とい
うものがあって、自衛隊に多くの人が助け
られたことを知らなかったのでしょうね。
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