(メルマガ)所有と利用
- レポート
- 2013.08.15
☆★☆────────────────
~成功の研究~
知って得する起業とビジネスのヒント
――――――――――――――――第99号
多様なビジネスの現場に深くかかわる公認
会計士・税理士の立場で、見たこと・得た
知識・感じたことを、特に起業を志す人や
スモールビジネスの経営者の成功につなが
るよう、楽しく・分かりやすくお届けしま
す。
なお、筆者執筆中の(株)ASC・中村会
計のHPのASCレポート
(https://www.ascinc.co.jp/report/)と
の関係は次の通りです。
1)月末:ASCレポートの一部要約版
2)月中:メルマガのオリジナル
___________________
目次
■今回のテーマ:所有と利用
■まとめ
■編集後記
___________________
■所有と利用
___________________
よく話をする人にはたまに言うことがある
のですが、
(A)家族でスーパーに車で行きます。
(B)家族でスーパーにタクシーで行きます
。
多くの人は、(B)は贅沢だな、と思われるの
ではないでしょうか?
実際私は(B)なのですが、お金持ちですね、
みたいに言われることがあります。
でもスーパーを往復してもせいぜい2~3千
円。
毎週末行っても月1万円ちょっとです。
自分の車を持てば、駐車場代だけで3万円以
上しますから、むしろ節約です。
節約のためにタクシーに乗っている、なん
て言ったら嫌味に聞こえるかもしれません
ね。
でも、タクシーなら
・最初から冷房が効いている。
・止める場所を探さなくても良い。
・止めた先の駐車場代もいらない。
・洗車や掃除をする必要もない。
・保険に入る必要もない。
・もちろん運転する必要もない。
・なにしろ運転手さんも喜んでくれる。
良いことばかり。
たまに遠出するのに車が必要であればレン
タカーかカーシェアリングで済ませていま
すから困りません。
こんな話は都内に限った話かもしれません
が、これに限らず、所有よりも利用に着目
して物事を考えるのが必要なのかな、と思
います。
価値は利用によって発生するものだからで
す。
・それは持っている必要があるのか?
・そもそも使うのか?
特に、そもそも使うのか?は、結構自問す
ると良いですね。
いつか使うかも、の「いつか」はほぼ来ま
せんから。
これについては、こんまりさんの『人生が
ときめく片づけの魔法』を引き合いに出す
までもありませんが、まずは捨ててみるの
が良いと思います。
なお、この話、車や運転自体が好きな人が
車を所有することに異論を唱えるものでは
ありません。むしろ全然OKです。
私も欲しい車ができたり、運転をしたくな
ったら買うかもしれませんし。
■まとめ
___________________
所有よりも利用に着目しよう。
■編集後記
___________________
こんなことを言っている私の実家には、「
いつか」を待つモノ達がうなるように存在
しています。
いつか着る服・いつか読む本・いつか調べ
る百科事典・いつか使う空き箱・ねじ・ボ
タン・時刻表・イス・大型レコードプレー
ヤー・ドイツ語の辞書・小物入れ・・・
中途半端に古いこの時刻表は何冊もあって
どうするんだ?
→押し花をするのに使えるかもしれないで
しょ。
レコードがないのに何でレコードプレーヤ
ーがいるの?
→人形を飾るのにちょうど良い高さだから
こんな百科事典(30年以上前の10冊以
上の全巻セット)使ってないでしょ。
→もうやめてちょうだい。私が死んだら捨
てれば良いでしょ。
老夫婦が一軒家に住んで、裏庭には物置も
完備していますから、置き場所にはまった
く困っていません。
親が好きでやっていることだから、自分が
とやかく言うのもおかしいかな、とやめま
した。
でも、葬式の後、辛いだろうなとは思いま
す。
なんでこんなもの取っていたんだろうね、
としょんぼり片付けている自分の姿が想像
できてちょっと悲しくなりました。
そんなカネ以外はなんでもある実家に、今
週末子供を連れて帰ります!
___________________
メールマガジン「成功の研究」
☆発行責任者:中村健一郎
☆公式サイト:https://www.ascinc.co.jp/
☆問い合わせ:info@ascinc.co.jp
☆登録・解除:
http://www/mag2.com/m/0001000369.html