（メルマガ）孫さんとＡＩと技術革新
- レポート
- 2019.06.15
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～成功の研究～
知って得する起業とビジネスのヒント
─────────────── 第239号
多様なビジネスの現場に深くかかわる公認
会計士・税理士の立場で、見たこと・得た
知識・感じたことを、特に起業を志す人や
スモールビジネスの経営者の成功につなが
るよう、楽しく・分かりやすくお届けしま
す。
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目次
■今回のテーマ：孫さんとＡＩと技術革新
■まとめ
■編集後記
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ソフトバンク孫さんの言葉を読みました。
ソフトバンクグループ会長 兼 社長 孫正義
– 平成から令和へ – Yahoo! JAPAN
https://heisei.yahoo.co.jp/interview/4.html
私は、孫さんのことを全面的に支持してい
るわけでもないのですが、やはり慧眼とい
うか特別な感覚をお持ちのようです。
まず、現在の孫さん
「もうＡＩ以外の案件は持ってくるな、と
いうくらい、今、僕自身もＡＩ一筋です。
」
その上で
「機械とＡＩができるような単純労働やル
ーティンワークは、そんなものをなんでわ
ざわざ人間がするの？という時代が訪れる
。
人間はもっと人間らしく会話をしようよ、
触れ合おうよと。
人の温かみを感じるサービスや商品をリス
ペクトしようよと。
そういうことによって生まれる、新しい価
値や新しい仕事、これはもう山ほど生まれ
てくるはずです。」
その通りだと思います。
孫さんの張る相場に、これからも注目して
いきたいと思いました。
そして、読者へのメッセージとして印象的
な言葉がありました。
「何度でも言います。いかがわしくあれと
。それで、大ぼらを吹こうよと。夢を持っ
て大きなビジョンを描こうよと。」
「いかがわしくあれ。」
孫さんご自身体現されてきた気がしますが
、スティーブジョブズの
Stay hungry, stay foolish
に匹敵する名言です。
これだけ抜粋されてもピンとこないとお思
いますので、皆さんも全文お読みになると
良いと思います。
・・・・
その流れでＡＩをはじめとする技術につい
て。
ＡＩで会計士・税理士の仕事がなくなる。
これを悲観的に見る同業者もいると思いま
すが、私はむしろ楽観的に見ています。
なにしろ他業界と同様、空前の人手不足。
ＲＰＡなどを導入し始めてはいますが、機
械がやってくれることは何でもやってもら
いたい。
その上で、人間である従業員は、お客様や
役所との応対、機械ができないイレギュラ
ーな対応に従事してもらい、夕方になった
らさっさと帰ってリラックスしてほしい。
総務省によれば
「日本については、株式会社野村総合研究
所が、オズボーン准教授及びフレイ博士と
の共同研究により、日本の労働人口の約49
％が就いている職業において、機械に代替
可能との試算結果を得ている」
とのこと。
結構な話です。
日本人はどんどん減ってきますから、下が
る一方の出生率の回復を祈ったり、慣れな
い移民頼みをしなくても良いように、早く
代替してもらいたいものです。
また、さらに言えば代替に留まらず人間を
助けてほしい。
昨今の自動車事故を見ていて本当にそう思
います。
ひいた人のせいのようになっていますが、
本当にそうでしょうか。
何人ひいても止まらない車、
道路でない砂場まで走って行って保母さん
をひく車
いまだにそんな車を作っていることに、よ
り多くの問題があると思っています。
注意散漫になると人が死ぬ。
そんなマシン、今の工場にあるのかどうか
。
その程度のマシンが、子供が歩く普段の町
中を走っているわけですからどうかと思い
ます。
もっと技術は進歩していかないといけませ
ん。
孫さんの張るＡＩをはじめとする技術革新
に期待しています。
■まとめ
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孫さんはＡＩに全面的に張って、「いかが
わしくあれ」と言っている。
もっと技術は進歩すべきで、ＡＩをはじめ
、今後の革新に期待したい。
■編集後記
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本稿に関連して、孫さんはＧＡＦＡについ
ても一言コメントしていました。
「巨人だとか言っているけれど、じゃあ彼
らがなんのビジネスを取っていったのかと
いうと、広告と小売り、このたった二つな
んですよ。
これって日本のGDPの中の何％ですかと。
広告なんて1％くらいでしょう。
一般小売市場だって10％程度。
残りの90％は、GAFAと言っているインター
ネットの巨人たちが、まだ全然、手に入れ
ていない世界ですよね。」
今やＧＡＦＡが世界を覆っているような気
がしていましたが、そのような見方ができ
るんだな、と思いました。
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