(メルマガ)人材の流動化
- レポート
- 2022.08.15
一見、会社生活は人にやさしくなってきま
した。
残業は明らかに減っていますし、多くの職
場で在宅勤務が認められています。
コロナのおかげもあって、上司や先輩の飲
みにイヤイヤ付き合うことも激減。
〇〇ハラにならないかと会社はピリピリし
てますし、気に入らなければ転職も簡単に
なりました。
テレビでは、よほど潤っているのか大量に
CMを打つ人材関係の会社があふれていま
す。
この現象は、基本的にプラスなのでしょう。
会社はそれでも働いてほしい人に、より良
い条件を提示して参加を求めますから。
そうして確保した人を投入する以上、会社
は仕事を選ぶようになり、安売りもできな
くなります。
結果として、人を大事にしない仕事、会社
が選別されていきます。
社会的にはプラスと言えそうです。
生産性の低いと言われて久しい日本、賃金
が上がらない日本も変わるかもしれません。
では、これが循環するとどうなるか。
選別されるのは「会社」と「仕事」だけな
のか。
いや。
これに止まらず、「従業員」も選別されて
いくことになるでしょう。
長く終身雇用前提だった日本においても、
従業員にとって会社が取替可能と認識する
のに合わせて、会社にとっても従業員は取
替可能なものとなっていく。
というか、その前提で考えていかざるを得
ない。
人材の流動化。
良いことも残念なことも含みつつ、日本で
も進んでいきそうです。
お客様から給与計算をお請けすることが多
いので、他社さん、他業種の人の出入りの
多さはかねてから見ておりましたが、
今年は、例年年に1人、2人辞めるか辞め
ないかというレベルだった自分の事務所も
多い。
基本、円満退社でお話をする機会もあるの
で聞いてみるのですが、たとえば一定割合、
会計事務所の仕事が求める臨機応変さ・責
任の重さを負担に感じる人がいるようです。
同じ時間働くなら、責任の軽い同じ作業を
ひたすらやっていた方が気楽だ。
昨年以前の退職者からも似たような話を聞
いたことがありますが、これを快適に感じ
る人もいるようです。
私は、会計事務所の仕事は、どちらかとい
うとあまり変化のない方だと思っていまし
たが、そうでもないのかもしれません。
上記はミスマッチと整理できるのでしょう
からしかたがないのかな。
それを人材の流動化が解消するのであれば、
それが正しいのでしょう。
その代わり、これまた人材流動化のおかげ
で、他事務所、他業界から優秀な人材が多
く参加してくれています。
採用し、いっしょに働いてきた人が辞める
ことは寂しいことなのですが、環境変化に
はアジャストしていかなければなりません。
たまに私にも悩みが、、、
と書くことがありますが、悩みというか最
近深く考えることが多い1つを書いてみま
した。
■まとめ
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人材の流動化。
良いことも残念なことも含みつつ、日本で
も進んでいきそうです。
■編集後記
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人間ドックを受けました。
そこに、50歳以上の方は帯状疱疹の予防
接種も受けられます!とパンフレットが。
https://taijouhoushin-yobou.jp/
かかるとやたら痛いとか聞いていましたし、
顔に出ると深刻な症状をきたして目の近く
で発症すると失明の恐れもあります、との
こと。
ひどい写真まで見てしまいました。
80歳までに3分の1の人がなるものを、
この接種で97%予防できる。
そりゃやるでしょ。
お願いします。
先生も「QOLと言いますからね、そのた
めにも良いと思います」とのこと。
クオリティオブライフ、良い言葉です。
その日すぐに打ってもらって満足していた
翌日。
コロナワクチンよりも少しだけましですが、
またも副反応。
筋肉痛、疲労、頭痛、悪寒、発熱等がある
と案内されていた通り、しっかりと全部食
らいました。
もうやだ。
(2か月後にもう1回あるのですが)