第73回 自筆の手紙
- レポート
- 2011.07.29
先日、税務調査に立会いました。
社長は15年ほど会社づとめをした後に独立して4年ほど。
あるジャンルに限定したコンサルティング会社なのですが、なかなか良いお客様をお持ちです。
もちろん前職での人脈を活かしているのでしょうが、順調に業績を伸ばしている秘訣は何ですか?
と調査官。
社長はちょっと考えた後、
独立する際、ある人のアドバイスにしたがって鳩居堂で最高の封筒と便箋を買って、毎日少なくとも3通は自筆で手紙を書いているとのこと。
ビジネスでご一緒したい人や、ご一緒できた際の感謝などをそれで伝えるようにしているとのことです。
独立直後はもっと沢山書いていたが、
今も忙しい日も朝一番の仕事はそれで始めているとのことで、
それが効いているのかもしれませんということでした。
これは多分大きな効果があるのだと思います。
出版の幻冬舎グループは以前から、本を書いて欲しいと思う著者へのアプローチは、担当者がその人への思いを綴った肉筆の手紙を送っています。
私も以前それを受け取りました。
ただ、私の場合は、残念ながら商業出版ではなく自費出版のお誘いでした。
つまり、単なる営業なわけです。
それがわかっていても、
あなたの書かれた○○と○○を拝見しました、こう思いました。
なので是非一緒に本を出したいので一度お会いいただけないか、
後日お電話させていただきますので、その節はよろしく、
などと便箋3枚ほどに渡って書かれると、
こういう人から電話がかかってくるから、営業の電話じゃないから取り次ぐように。
などと、スタッフに伝えたりすることになります。
(実際は営業なのに、です)
皆さんも、重要と思われるポイントで自筆の手紙を有効に使ってみたらいかがでしょう?
最高の封筒と便箋で。
*********************** まとめ *****************************
自筆で手紙を書いてみよう。
*********************** あとがき ***************************
件の社長は、人のアドバイスを真摯に聞いて実行できる方なので、成功されているのでしょう。
アドバイスを聞く、考える、そして実行する。
すべて重要ですね。
ちなみに「ある人」とは後で聞いたら社長が面識のある幻冬舎の偉い人でした。
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