第119回 笑顔
- レポート
- 2015.05.31
マクドナルドがスマイルゼロ円キャンペーンを改めて始めたようです。
一度傾くと難しいものだろうな、と正直マックの経営者の大変さを思います。
ただ、やはり笑顔は良いですね。
人を安心させて幸せにします。
お客様に、莫大なカネを稼いだかと思えば失って、また取り返して。
若い頃から修羅場をくぐってきた社長がいらっしゃいます。
そんな社長が、そうした荒波の乱高下を繰り返し、どん底から少し持ち直してふと落ち着いたときに思ったこと。
それは、家族や周りの人と笑って過ごせることが一番幸せなんだな、ということだったそうです。
その瞬間に莫大なカネを持っているのかどうかとは無関係に。
オカネはもちろん大切。
ただ、それを積み上げることや取り返すことにしゃかりきになって、笑えない状況になってはいかん、と。
ちなみに、笑顔は周囲だけでなく、その人自身の健康に良いことが立証されています。
そして、そうした人に成功者が多いことも。
成功本と言われるような本を読んでいると、だから無理にでも笑え、口角を上げていろ、ぐらいのことが書いてあります。
最初は表面だけ笑っていても、そんな体につられて心もポジティブになるのだそうです。
もちろんそれが対外的に与える印象もポジティブなものになります。
ですから、皆さんも是非笑顔を絶やさず日々を過ごしましょう。
補足:
ついでに言うと、笑顔も良いですが笑い声も良いですね。
先日のお昼時、事務所の会議室前を通ったら、お弁当を食べている女性スタッフ達が、皆でわっと笑う声がしました。
すぐに通りすぎるので何を話していたのかはわかりませんでしたが、そんな雰囲気に触れただけで、何か少し幸せな気分になりました。
私もぶすっとせず、常に朗らかに過ごしたいと思います。
*********************** まとめ *****************************
笑顔を絶やさず成功しよう。
*********************** あとがき ***************************
今日はダブル本編のノリであとがきを書きます。
少し久しぶりにNHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」を見ました。
日本の水道管のメンテ技術をミャンマーの発展に役立てるプロジェクト。
定年を迎えた日本の水道技術者が、もう一度制服を着て、家族を置いて現地に乗り込みます。
暑さの中、日本で着ていた作業着にヘルメットを被り、水道管の漏水を黙々とチェックします。
手には聴音用の長い金属棒。
先端を水道管に当てて漏水箇所を探します。
まさに黙々。
漏水箇所を探り当てては現地スタッフに修繕を指示し、最終的には中央のポンプ所からもっとも離れた末端の家庭にも水を届けます。
相次ぐ修繕の指示に現地スタッフからは不満の声が。
お前たちのためだろ、とテレビの前の私は思うのですが、それでも黙々。
背中には汗がにじみ、母の急死に帰国しても数日後すぐに戻って作業を続けます。
ついには水道がほとんど使えなかった家にも水が届き、子供たちが水浴びをするまでになりました。
お母さん達もとてもうれしそうに笑っています。
今はそんな職人技を見せるその人も、若い頃は金属棒をいくら水道管に当てても、漏水の箇所はおろか、漏水自体わからなかったそうです。
(漏水音と下水の音、自販機の音、それぞれ酷似していて機械では今も判定できないそうです)
それでも、これまでの努力の果てに今がある。
若い頃から心がけていることは、日々、昨日の自分より成長しよう、ということだそうです。
宮本武蔵の五輪書に
「今日は昨日の我に勝ち」という言葉がありますね。
姿と言葉、手にした長い金属棒を見て、そんなことを思い出しました。
私も、昨日の自分に勝つべく、日々頑張らないといけません。
皆さんも連日、前日の自分に常勝できれば素晴らしいですね。