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～成功の研究～
知って得する起業とビジネスのヒント

────────────────第15号

多様なビジネスの現場に深くかかわる公認
会計士・税理士の立場で、見たこと・得た
知識・感じたことを、特に起業を志す人や
スモールビジネスの経営者の成功につなが
るよう、楽しく・分かりやすくお届けしま
す。

なお、筆者執筆中の（株）ＡＳＣ・中村会
計のＨＰのＡＳＣレポート
（https://www.ascinc.co.jp/report/）と
の関係は次の通りです。
１）月末：ASCレポートの一部要約版
２）月中：メルマガのオリジナル
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目次
■今回のテーマ：名言集
■まとめ
■編集後記
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■名言集
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今回は、私が聞いて、本当良いこと言うな
ぁと感心したり、
えっ？とびっくりしたりした、主に経営者
の方の言葉をご紹介します。

今回取り上げるのは以下の本編５つと、編
集後記に番外編３つです。

本編
１）人生は１回だけ
２）自分とかかわった人が、かかわって良
かったと思えるように
３）時間の方が大切
４）オカネは寂しがり屋
５）仕事って楽しい

番外編
１）カネは塀の上に落ちている
２）水は流れたところを覚えている
３）現金みたいなもんですよ

解説
本編１）人生は１回だけ
起業したり、新しいことに踏み出そうと決
意した方から良く聞く言葉です。

人生は１回だけ。
そう思うと、今のままで良いのか？と自問
して次のステップを踏み出すきっかけにな
るのかもしれません。

 

本編２）自分とかかわった人が、かかわっ
て良かったと思えるように
まだ会社を興す前の社長に、初めてお会い
したときに伺いました。

その方は、家族、友人、従業員、取引先と
して、自分の人生の中で出会う人達に、自
分と会って良かったと思えるようにありた
い、とおっしゃいました。

それを聞いて、私も是非そうありたいな、
と深く思った記憶があります。

その後設立された会社は既に５０人を超え
て今も成長中です。

 

本編３）時間の方が大切
大学院生の傍ら起業する、というのでその
頃からお付き合いさせていただいている社
長がいます。

そのとき２３歳か２４歳だったと思います
が、会社を立ち上げて１年足らずのときに
大学院をやめるとおっしゃいました。
普通の人はなかなか入れない某有名私立大
学の理工学部の大学院です。

私が「もったいないですよ。ちゃんと修了
すれば良いじゃないですか。」と言ったと
ころ、
「いえ。今の自分にはそんな学歴よりもビ
ジネスに使う時間の方が大切なんです。」
とおっしゃいました。

びっくりするとともに、自分は凡人なのか
なぁ、と思った記憶があります。

 

本編４）オカネは寂しがり屋
とても商売のうまい社長の言葉です。
オカネはあるところに集まってくるという
ことです。
色々な会社を見ていて本当にそうだと思い
ます。

 

本編５）仕事って楽しい
常に余裕を感じさせて、とても格好良く仕
事をされている社長がいます。

その方と食事中、「先生、仕事って楽しい
ですよね。そう思いません？」と言われま
した。

私がそうとも言い切れないなぁ、と少し歯
切れの悪いことを言ったら、
あれ？自分は楽しいけどなぁ、とおっしゃ
いました。

ただ、その瞬間私も、そうか、仕事って楽
しいかも、と思い直しました。
仕事は大変なもののはずだ、と思い込んで
入れていた力がふっと抜けた感じがしたの
を覚えています。

■まとめ
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１）人生は１回だけ
２）自分とかかわった人が、かかわって良
かったと思えるように
３）時間の方が大切
４）オカネは寂しがり屋
５）仕事って楽しい

■編集後記
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本編に引き続いて番外編です。

１）カネは塀の上に落ちている
あえて詳しくは聞かないようにしています
が、昔アウトローぎりぎりのこともされた
ことのある社長の言葉です。

正確には、そのお弟子さんのような方を交
えて飲んでいた席で、昔社長はこんなこと
を言っていた、と聞きました。

社長本人が笑いながら、塀の上には大金が
落ちていて、それを抱えて中に落ちるか外
に落ちるかは才覚次第だ、というような意
味で言ったんですよ。昔の話ですけどね。
と解説を加えてくれました。

 

２）水は流れたところを覚えている
相続税や贈与税の詳細な実務について講義
をしてくれたベテラン先生の言葉です。

登記所の不動産の図面には、昔は水が流れ
ていたけれども今は誰かが事実上占有して
いるような表記がごくたまに見られる。

しかし、そんな土地は権利関係はもちろん
だが気をつけなければならない。

何十年に一度の大水のような場合には水が
そこを通るから。
「水は流れたところを覚えているんですよ
」ということでした。
（同様に「谷」とか「窪」と地名に付くよ
うな場所も気をつけた方が良いということ
でした。）

 

３）現金みたいなもんですよ
個人資産を多く持っている社長が、その中
のワンルームマンション数部屋について言
った言葉です。

所得の多い人は確定申告書に、保有する資
産負債の明細を付ける必要があるのですが
、その内容確認の際でした。

現金が○○円、普通預金をどこに○○円、
○○円とやっていく中で、
「ワンルームは不動産として書かないとダ
メですよね。」と聞かれました。

もちろん、と言ったら、

そうですよね。
ただ、自分は現金をたくさん置いといても
しょうがないから、たまたまワンルームマ
ンションにしている。換金したいときはす
ぐに売れば良いから、自分の中では現金み
たいなもんなんですよ、とおっしゃいまし
た。

ワンルームといっても最低数百万はします
。それが数部屋です。
多く持っている人はそんな感覚になるのか
なぁ、とびっくりした覚えがあります。

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