(メルマガ)人を見る目
- レポート
- 2010.03.15
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~成功の研究~
知って得する起業とビジネスのヒント
────────────────第17号
多様なビジネスの現場に深くかかわる公認
会計士・税理士の立場で、見たこと・得た
知識・感じたことを、特に起業を志す人や
スモールビジネスの経営者の成功につなが
るよう、楽しく・分かりやすくお届けしま
す。
なお、筆者執筆中の(株)ASC・中村会
計のHPのASCレポート
(https://www.ascinc.co.jp/report/)と
の関係は次の通りです。
1)月末:ASCレポートの一部要約版
2)月中:メルマガのオリジナル
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目次
■今回のテーマ:人を見る目
■まとめ
■編集後記
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■人を見る目
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何をするにもヒトは重要です。
経営学では、経営資源にはヒト・モノ・カ
ネ・情報がある、と説明されます。
このうちヒトの重要さは、業界や規模、会
社の発展過程(創業期なのか成長期なのか
成熟期なのか、それとも衰退期なのか)を
問いません。
ヒト次第で、モノ・カネ・情報はなんとか
なることも少なくないからです。
そのため、成功するには、人を見る目、引
き寄せる力、離さない力が必要で、成功さ
れている方々を見ていると、それらをバラ
ンスよく持ち合わせているよう見えます。
(忘れがちですが、離さない力も重要です
。
退社する人が常時たくさん出て、いつも引
継ぎと送別会をやっている会社はなかなか
力が高まりません。)
なお、経営資源でいう「ヒト」は通常社内
の人材を指しますが、取引先等の外部のパ
ートナーも同じです。
誰を採るか、誰と組むか、が何をするにも
成功のキーとなります。
どんなに優れたビジネスモデルでも、人次
第でダメになります。
いまいちなビジネスモデルでも、優れた人
がかかわれば成功します。
ただ、そうした見る目のある方々の過去の
苦労話を伺うと、人を見る目というのは最
初から持ち合わせるものではなく、(残念
なことですが、)信頼していた人に裏切ら
れたりしながら養っていくもののようです
。
何でもたくさん見ているうちに本物を区別
できる目が養われるようで、人も同じよう
です。
私自身は成功者ではありませんが、社会に
出たばかりの頃は、声の大きい人、組織に
斜めに構えている人が格好良く見えたり、
独立したばかりの頃は調子が良いことばか
り話す人の話をすべて真に受けて聞いてい
ました。
しかし、その人達の多くはニセモノである
ことがだんだんと分かってきました。
恥ずかしながらそうした人を真似て、自分
自身が属する組織に斜めに構えていた時期
もあり、猛省しています。
また、調子のいいことを言う人の依頼を受
けてやった仕事の代金が回収できないこと
があったりして少しは勉強しました。
成功本と呼ばれるジャンルの本を見ても、
一様に付き合う人の重要性は指摘されてい
ます。
これをご覧の皆さんも、いつも会う人・話
す人は本物か。
意識して考えてみてください。
もし本物でなければ、それは自分のせいで
す。
自分自身が本物になって、本物を見分け・
引き寄せ・離さない努力をする必要があり
ますね。
■まとめ
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自分自身が本物になって、本物を見分け・
引き寄せ・離さない努力をする
■編集後記
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昨日で個人の確定申告期間が終わりました
。
不景気とはいえ、あるところにはあるとい
うか稼ぐ人は稼いでいます。
今回は給与からの源泉所得税だけで7000万
円あった人がいました。
お客様で何社も経営されている社長さんで
す。
今後もこのような方々の行動や考え方に共
通する普遍的なものを取り出してご紹介で
きたら、、、という思いで書いていきます
。
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