(メルマガ)模倣と創造
- レポート
- 2010.04.15
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~成功の研究~
知って得する起業とビジネスのヒント
────────────────第19号
多様なビジネスの現場に深くかかわる公認
会計士・税理士の立場で、見たこと・得た
知識・感じたことを、特に起業を志す人や
スモールビジネスの経営者の成功につなが
るよう、楽しく・分かりやすくお届けしま
す。
なお、筆者執筆中の(株)ASC・中村会
計のHPのASCレポート
(https://www.ascinc.co.jp/report/)と
の関係は次の通りです。
1)月末:ASCレポートの一部要約版
2)月中:メルマガのオリジナル
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目次
■今回のテーマ:模倣と創造
■まとめ
■編集後記
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■模倣と創造
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成功するためには、世の中のどこにもない
、完全オリジナルの優れたアイデアが必要
ではないか?
ビジネスを立ち上げる前などに、真面目に
考える人はこのような思考になることがあ
るようです。
また、上司から、斬新なアイデアを提案す
ることを求められた人の中にももちろんい
ることでしょう。
ただ、実際はそんなことはありません。
ノーベル賞クラスの発明、発見の中にはそ
うしたものがあるのでしょうが、そうでな
ければ、世の中のものは組み合わせででき
ているからです。
(もしかしたら、ノーベル賞クラスの発明
、発見もそうかもしれません。)
というのも、以前CMプランニングの仕事を
している知人と夕食を一緒にしていたとき
のことです。
彼が
「明日の朝までに企画を3本出さなきゃい
けないんだよなぁ。
クライアントからは今まで誰も見たことが
ないものを、って言われているんだよ。」
と言いました。
私は、(年上の方なので)
「大変ですね。どこにもないものを出すの
はさぞかし。。。」
と返しました。
すると
「いや、実はそれほどでもないんだよ。
どこにもないものなどないんだから。
もしそんなものがあって出したら、かえっ
て理解されないし。
新しく見えてもしょせん何かの組み合わせ
なんだよ。」
模倣と創造は実は紙一重なのかもしれませ
ん。
ビジネスの世界にいれば、上司やお客様、
時には市場から直接新しい提案を求められ
ることも多いと思います。
そんなとき、何も考えないモノマネはもち
ろんいけませんが、もう少し力を抜いて考
えると良いのでしょう。
力を抜いて、役に立たなそうなアイデアも
とりあえずリストアップしていくと、その
中に良いものがあるはずです。
いまやカリスマのような位置づけになって
いる勝間和代さんお勧めの本『アイデアの
つくり方』(ジェームス W.ヤング著)と
いう簡単な本にも、このようなことが書か
れていますので参考にしてください。
■まとめ
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模倣と創造は実は紙一重。
■編集後記
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発売が延期されたiPad。
とても良いそうです。
IT業界にいらっしゃる複数の方から聞きま
した。
(その方たちは既に何らかの形で現物に触
れていて、その感想を伺いました。)
その中のお1人であるお客様は、iPhoneは
想像の範囲内だったけど、iPadはそれを超
えていたとおっしゃっていました。
ますますほしくなりました。
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