(メルマガ)リーダーの条件
- レポート
- 2010.10.15
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~成功の研究~
知って得する起業とビジネスのヒント
────────────────第31号
多様なビジネスの現場に深くかかわる公認
会計士・税理士の立場で、見たこと・得た
知識・感じたことを、特に起業を志す人や
スモールビジネスの経営者の成功につなが
るよう、楽しく・分かりやすくお届けしま
す。
なお、筆者執筆中の(株)ASC・中村会
計のHPのASCレポート
(https://www.ascinc.co.jp/report/)と
の関係は次の通りです。
1)月末:ASCレポートの一部要約版
2)月中:メルマガのオリジナル
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目次
■今回のテーマ:リーダーの条件
■まとめ
■編集後記
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■リーダーの条件
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リーダー、中でもお互いに顔を知り、現場
で行動をともにするような小集団のリーダ
ーの条件は何でしょうか?
(ここで小集団とはせいぜい50人以下の集
団です。)
その1つは、メンバーに集団の方針を身を
もって明らかにすることです。
もちろんメールのメッセージなども有効で
すが、現場で行動をともにしている以上、
その姿勢や態度を見せて集団をリードする
必要があるわけです
最近読んだ本で、第2次大戦時の小隊長の
持ち物に、日米双方とも共通点があったと
いうことを知りました。
小隊は30~40人程度ですからちょうど良い
参考事例です。
それは、敵に与える威力はほとんどないけ
れども、戦闘時、味方に小隊長の意思を示
すための持ち物でした。
日本陸軍の小隊長は日本刀
アメリカ陸軍の小隊長はM1カービンという
、軽いだけで威力は拳銃並みのライフルで
す。
(ちなみにM1カービンは、「COMBAT!(コ
ンバット!)」というアメリカの古い戦争
ドラマで、サンダース軍曹の上司であるヘ
ンリー少尉が持っているものです。)
小隊長は将校だから拳銃は持っているけれ
ども、なぜそれじゃダメなのか。
それは、たとえば突撃の際に、進もうとし
ているのか引こうとしているのかが分かり
にくいから、とのことでした。
異論はあるのでしょうが、なるほど、と思
いました。
小集団のリーダーとは、現場で「行くぞ!
」、ということを身をもって示す立場なの
です。
これをご覧の皆様も、何らかの組織のリー
ダーであることが多いと思います。
口先だけで人は動かない。
昔から変わらない事実です。
自ら先頭に立ってがんばりましょう。
■まとめ
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小集団のリーダーは、自ら先頭に立ってが
んばる人
■編集後記
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これまで何度か税務調査の話を扱ってきま
した。
その多くは、なんだかんだ結構活躍してう
まくまとめられました、という勝利報告の
ようなものでしたが、今回は若干の敗北感
を感じています。
相続案件の調査の中で、過去に存在した通
達を根拠に押し切られそうな事案がありま
す。
通達は法律ではなく、役所内部の方針でし
かないのですが、調査官にとっては組織の
基本方針なので現場ではどうしようもあり
ません。
本件は特に、法律以上のことを通達で勝手
に決めているところなので、不服を申し立
てて裁判で争うということもあり得るので
すが、この世界の偉い先生に相談したら、
勝算が読めないから暗にやめとけと言われ
ました。
何かくやしさが残りますが、(お客様が望
めば別ですが、)引くべきなのでしょう。
少々無念です。
でも、これをバネにさらにパワーアップを
目指します!
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